おかず味噌ができるまで

高知が香る味噌づくり

金山寺味噌の由来について

鎌倉時代からある日本古来のドレッシング


金山寺味噌は、空海(弘法大師)が唐の金山寺から持ち帰ったとする説があり、「金山寺みそ」や「もろみみそ」は、鎌倉時代からある日本古来のドレッシングとも言われています。

元々は、青果物を保存する為に味噌に野菜等を漬け込みだしたのが始まりとの説もございます。


大麦が主原料で体に優しい、だるま味噌の金山寺みそ

こだわりのおかず味噌

小麦だけの場合や、大麦+小麦を主原料としているメーカーが多い中、当店の「金山寺みそ」は、「大麦」が主原料です。
小麦が混ざると、口の中にカラが残ったり、栄養分が落ちるなか、大麦を主原料とすることにより、

味は、あっさり、すっきり。ノンオイル、化学調味料なし、発酵食品、水溶性の食物繊維が豊富などの、とても健康的な食品として注目されております。


おかず味噌ができるまで

仕込み → 熟成発酵 → 湯煎 → 配合 → 充填 となります

おかず味噌ができるまでの工程は、大きく5つに分けられます。
仕込み → 熟成発酵 → 湯煎 → 配合 → 充填 となります。

おかず味噌ができるまで

仕込み 麦麹作りから、大豆、塩、水を加え熟成樽に漬けるまでの作業です。

仕込み

だるま味噌の麦麹作りは、機械を使わず、昔ながらの床式(とこじき)製法で、職人が麹菌の働きをお手伝い+見守りながら、 3日間かけて行います。
お味噌作りの一番最初の工程であるとともに、最終の仕上がりに大きく関わる部分といえます。
季節によって、麹菌の働きも変化するので、気温や天気の様子なども考え、それに応じた環境づくりや手入れ方法も考えなければなりません。


熟成発酵 麦麹を、大豆・塩・水と一緒に桶で発酵させ、麹台へと変化させる工程です。

熟成発酵

完成した麦麹を、大豆・塩・水と一緒に桶で2週間から1ヶ月程度熟成させることで、おかず味噌の土台となる麹台が出来上がります。
ここでも、もちろん季節・気温などに合わせての温度管理が重要になります。
お味噌汁などに使う調理用味噌やしょうゆを造る場合は、これと近似した方法で、半年以上熟成させるのですが、おかず味噌は「麹自体を食べる」ことが目的なので、2週間から1ヶ月で掘り出し作業になります。


湯煎 -ゆせん- 麹台からおかず味噌に近づけつつ、加熱殺菌も兼ねる工程です。

湯煎

熟成工程で掘り出した麹台に、おかず味噌には欠かせない水飴や、製造する味噌の種類に応じた原料などを添加し、撹拌(かくはん)しながらお味噌の温度が一定の温度になれば上槽します。
こうして麹台から、金山台・もろみ台と呼ばれる、皆様にお召し上がりいただく一歩手前の状態となります。


配合 金山寺台から金山寺みそなど、もりみ台からもろみみそなどへ。おかず味噌になる最終工程です。

配合

これまでの工程の締めくくりであり、味噌の出来を決める重要な工程です。
湯煎の終わった金山寺台や、もろみ台に更に種類に応じた原料を添加し、混ぜ合わせることで、金山寺みそやもろみみその完成となります。


充填 おかず味噌をカップなどに詰める作業です。

充填

出来上がったおかず味噌は充填質に運ばれ、カップやパックに充填されます。
そして、段ボールに梱包され量販店や皆様のお手元に出荷されます。

充填


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